こんにちはガリ勉です。
今日は大人気のロボアドバイザー
「ウェルスナビ 」について徹底的に解説し、実際に登録・運用した成果と感想を見ていきます!
結論から言うと、使い方次第で優秀・楽チンな反面、やはり投資なので損益が出ることもあります。
そして、ただ預けて放置でも良いのですが、がり勉方式として自動積立をせずに即時入金で運用した方が良い結果を得られたのでやり方をご紹介します。
では見ていきましょう
目次
ロボアドバイザーとは
ロボアドバイザー
簡単に言うと投資に関する全てのことを自動でやってくれる代わりに手数料が発生する!
というサービスです。私が登録した
ウェルスナビ はロボアドバイザーの中の一つで、他には
楽ラップ(楽天)
THEO
マネラップ
ダイワファンド
などが該当します。
※私が最大手のウェルスナビ を選んだ理由は後述します
こちらウェルスナビ から引用しました
ロボアドバイザーがやってくれることを手動の運用と比較していきます。
投資のお勉強コーナーとして1つ1つ見ていきますが、理解してる方は飛ばしてください!
目標設定:100万持っていて毎月2万円ずつ積み立てることが可能→20年後通算580万円(100+2×12×20)の投資に対して700万に増やしたいとか、1000万に増やしたいなど
資産分配の決定:アセットロケーションとも言いますが、リターン・リスクの高いものを多く取り入れ積極的な運用を目指すのか、逆に安全な運用をしていくのか目標設定から考え、
日本株◯%
日本債券◯%
先進国株…
発展途上国…
REAT(不動産)、金…
と無数にある投資法から割合を決めていきます。
金融商品の決定
日本株や債券だけでも無数に商品があるので、その中からどれを買うか選んでいきます。「長期投資なので配当金が多いものを選ぶといいのかな?」「長く預けても潰れずに安定している 日本株ならトヨタのような企業がいいかな?」などを考えて決めていくことですね!
入金・発注・積み立て・再投資
株などの金融商品は証券会社を通さないと買えないため、金融会社に登録して入金し、株などを購入します。毎月積み立てていくには毎回この作業は必要です。
また、再投資とは分配金(複利)を貰ったらそのお金も使って金融商品を購入することで、同様に購入手続きが必要です。
リバランス
最初に決めた資産分配通りに購入が済み、資産のバランスが最初は
世界株50%
日本国債券50%
とややリスクが高い世界株と、ローリスクの日本国債券を組み合わせたとしましょう。
(所持している資産の割合をポートフォリオと言います覚えましょう!)
価格が動きやすい世界株が高騰したり暴落したら
世界株80%
日本国債券20%とか
世界株30%
日本国債券70%
に変わってしまうことがあります。
そうなると丁度いいバランスで買っていたはずのポートフォリオが崩れ、リスク度の高い運用になっていた なんてことになるかもしれません。
元のバランスに戻すには割合が多くなったものを売って、少ないものを買い足していかなければならないですね。
さっきの最初の例だと株を売って債券を買うなどです。
ここまで初めて投資に触れる方にとっては難しいかもしれませんが、たた株を買うだけなら一瞬で出来るし、難しくありません。
ではなぜ難しくないのに大勢の投資家がロボアドバイザーをやるのか。
長期投資について説明しながら考えていきます
長期投資について
利益が出るには
大前提として利益が出るには買った時より高く売れると利益が出ます。
なるべく安い時に買って、高い時に売るということですが、株価が下落しているとか経済状況が悪い時は安く買える時とも言えます。
投資の原則
私がこちらの記事でもお話している投資の原則
この中で
「知識・経験
元手の資金
自分自身が投資に割ける時間
お金を長くおいておく年数(開始するのが若い方がいい)
の4つですが、上の方に行く程短期投資に必要で下に行く程長期投資に必要なものとなっています。」
とお話しています。
時間という武器を使ってお金を増やしていく方法が長期投資です。
元手の資金もある程度はひつようです。ただ、毎月積み立てが可能ならそれでもOK
0から増やすのは投資では難しいでしょう。
長期投資は知識はそこまで必要ではありません。
他人の真似をすればいいのですから(笑)始めてしまえば先を読んだり分析をする必要もさほど要りません。
さらにロボアドは自分自身が投資に割く時間もほとんど不要ですね。
短期投資
ちなみに短期投資は他人の真似するにもどの情報が正しいか瞬間的に選別しなければならないので、真似すればうまくいく訳ではありません。
また、他人の真似をしても一緒に沈むことがあるのめ、やはり知識と経験から分析する力が必要。
(私が日々配信している株価の分析レポートはこの辺の考え方を公開しています。)
そして長期間運用していくにあたってリスクを減らすには
分散が必要となってきます。
文字通りたくさんのものに少しずつ投資することです。
日本の株のみより日本とアメリカ、また株だけでなく株と債券、といったように分散するとリスクはぐっと減ります。
長期投資は長ければ長いほど成功しやすいカラクリ?
ロボアドに限ったことではないですが、長期投資は長くすればするほど損をしにくく、利益が出やすいです。
アメリカの株価の目安となるNYダウを見てみましょう。これはウェルスナビとも価格が連動することが多いです。
これを見ると
いつ投資を開始しても20年後にはプラスとなっていることが分かります。
1998年に開始したら10000以上で10年間の投資(1998-2008)では10年後の2008年には10000割っているので下がるかもしれません。
ですが、20年間の投資(1998-2018)だと20000を大きく超えて資産約2倍ですね。
このように世界経済は緩やかに右肩上がりを示しているため、長ければ長く続けるほどリスクが減り、上がっている可能性が高くなります。
そのため、ロボアドバイザーによる投資を開始するなら長期投資を覚悟しなければ損益が発生するリスクは高まります。
逆に過去のデータからは20年我慢して続けていればバブル崩壊だろうとリーマンショックだろうと跳ね返してプラスになっています。
ではそろそろ本題にいきましょう(笑)
まずは私の投資結果から
ウェルスナビの個人運用成績
開始10/2 初期投資20万
自動積立設定 開始後~12月まで月2万(以降自動積立設定は停止)
最終投資金額167万
最終出金金額176万9963円(+約10万 損益率+6%)
投資期間中最大損益額-15万6788円(-10% 2018/12/25)
*この後冬のボーナスキャンペーンで4000円入金される予定
*利益には自動積立キャンペーン500円含
私がウェルスナビを開始した時はNYダウめちゃくちゃ高くて一番高い時に大金を突っ込んでしまったので+10万円で終われたのは良かったです。
ではなぜ始めた時期が悪かったのにこれほど良い結果が残せたのか解説していきます。
(ツイッターで検索したところほとんどの方より好成績でした!)
ガリ勉流長期投資積立法(長期投資全般)
ロボアドの前に長期投資全般に関する私の投資法をご紹介。基本はここからです。
ものすごく単純です。
移動平均線より下回ったら買い足す。
前日と比較し翌日さらに下がったら買い足す。
これを繰り返していきます。
こうすると必ず下落時の底値で買うことができます。
平均線は100日中期線(オレンジ線)とかオススメですが、資産に余裕がなく何回も買い増しができないようであれば、もう少し厳しい設定でもかまいません。
ウェルスナビでのガリ勉流投資
ウェルスナビでは先ほどのNYダウ平均線だけでなく為替の影響も大きいので、両方見る必要があります。
ただ、最初のうちはよくわからないかもしれないので、簡単な方法とすると
ウェルスナビの
前日より損益が一定以上出ていたら買い足していく
これだけです。
毎日ウェルスナビの資産金額を確認して下がってたら買い足す
といったようにです。
この時
トータル損益がマイナスの時に買い足すというルールだけ決めていました。
昨日-5000円から今日-10000円になったから即時入金で買い足す!
といった具合に。
3月に入ってから少し資産減った時期もありましたが、トータル+なので放置
逆に秋・冬は損益マイナスだったところから更に下がりっぱなしだったので10月-1月3日までに16回もの追加投資をしていました。
そこからは右肩上がりだったため1回も追加投資なし。
(先ほどのウェルスナビの表の階段上に上がっているところは追加投資により増えている点です)
半年という短い期間で+になったのは運が良かったですが、世界経済が下がり続けるわけはないので元通りの株価に戻るだけでも利益が出ます。
実際、私が開始した10/2の直近で最高値NYダウ26900という数値から出金時25700と下がり為替もドル円114円という超円安から出金時111円まで円高となっているのに利益が6%も出ました!
(為替は入金・投資時に円高有利で出金・売却時に円安有利)
自動積立・ガリ勉式投資それぞれのメリット・デメリット
自動積立は申し込んでおけば自動でウェルスナビに積み立てられていくのでとにかく楽です。また、運用成績がマイナスだったりプラス額が減ったりすると必ず不信感が出る日が来ます。私も一時期-10%だった時はこのまま続けていいのかと不安になりました。
そんな時も感情に左右されず淡々とお金を積み立てられる強みがあります。
しかし、デメリットもあります。
タイムラグが大きいことです。
引き落とし日の10日以上前に積立の申し込みをし、運用日はさらにその3日後からとなります。
また、高値の期間も同様に買ってしまうことですね。
ガリ勉式の投資法では下がった日の20時までに即時入金手続きをすることで当日の夜間に株やら金融商品を買ってくれるのでダウ急落・超円高となったら反発前に買うことができます。
もちろん自動積立+即時入金でも良いですが、積立の分お金を所持しておいた方が良いと思います。
デメリットは常に右肩上がりで常にトータルプラスだと追加入金するタイミングが難しいです。
その時は直近高値から10%以上下げた時などなるべく下がっている押し目で買いましょう。
この場合ずっと右肩上がりなので投資結果としてはかなりいいでしょうが(笑)
また、不況が長すぎて数年にわたり下げ続けている時などは途中資金が尽きて追加投資出来ない可能性があります。
これはあらかじめ資金と相談して何回追加投資できるか確認しておきましょう。
最低即時入金は3万円です。
ロボアドバイザー比較
現在10以上のロボアドバイザーがありますが、手数料の面からするとほぼ1%程度となっています。
0.3%などのものは全自動ではないので、初心者用記事のここでは除外。
最初に申し上げた
ウェルスナビ
楽ラップ(楽天)
THEO
マネラップ
ダイワファンド
あたりが最有力候補になってきます。
正直どれでも良いと思います。
ロボアドバイザーランキングを作成したいところですが、
どれも優秀だし、リスク度や積立・追加投資・開始した時期の経済状況により変わってくるため一概に比較できません。
検索したらランキング出てきましたが、あれはその人の考えを書いてるだけですからね。
ウェルスナビについて
ではなぜ私がウェルスナビを選んだかは
(実績が1番)と
DeTAX機能
によります。
口コミや比較検討した方の結果など見ると実績が1番らしいです。()をつけたのは自分の決めるリスク度とその時の経済状況により結果が違う可能性があるので、過去の実績が良かったからと言って今後も1番とは限らないことです。
DeTAXが最大の理由で、これはさきほど書いたとおりでウェルスナビしかないのですが年間0.4-0.6%程度効果があると言われています。実質手数料が0.4-0.6%前後になるようなものですね!
他は約1%なのでこの機能は優秀です。
キャンペーンも意外においしいです。
ボーナスキャンペーンで10万円以上入金したら金額に応じて500円~
もらえるキャンペーンなどをけっこう頻繁にやってくれます。
冬のボーナスキャンペーンでは
この期間に約115万預けたとすると11000円と約1%弱のリターンがあります。
総金額に対してはないですが、1%は大きいですね。
おさらい
長期投資で重要なことは知識よりも
お金を長く寝かせること
元金
過去データからはどんな世界経済情勢を挟んでも20年続けていればプラスとなっている(今後の保障はない)
ロボアドバイザーは全自動の長期投資法。積立・長期・分散の投資が可能だが、自動積立より下落時のみ投資をした方が良い結果が残せた
独自のDeTAX機能がある理由から管理人はウェルスナビを選択
他のロボアドバイザーを否定している訳ではないのが、ウェルスナビ独自の機能なのでやや有利か?
最後に
長期投資は長期なほどリスク回避となります。
5年後、10年後に必要になるかもしれないお金を回して、いざ必要な時にマイナスだったら非常にもったいないことです。
必ず余裕資金でおこないましょう!
以上です。
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