こんにちはガリ勉です。
人気銘柄のアンジェス・オンコリスですが、
連休中にここ最近の流れを確認しておきましょう!
なぜなら各証券会社が休み前に
『10連休前に対策が必要』
『連休前に運用を確認しよう』
など不安なコメントを発信していたりしたため、休み前は買い控えや持ち株の決済に走った傾向がありました。
実際に連休中にネガティヴ材料が出たりするとどうにも出来ないですね。
しかし、何もしないよりは連休前の値動きを確認しておくことも大事なので、勉強しながら
アンジェス
オンコリス
を見ていきましょう!
キーワードは
ローソク足の包み足(包み線)とはらみ足(はらみ線)
ボックス相場
です
目次
アンジェス
これをどう見るかですが、直近だけ見るとしばらく揉み合っているように見えます。
このような揉み合いはたびたび見られます。
ボックス相場
揉み合い(=ボックス相場)は○円~●円の間で主に推移しているというように
ある一定の下値~上値の間で上がったり下がったりしていると考えられます。
この時の上値の水平線を抵抗線(レジスタンスライン)
下値の水平線を支持線(サポートライン)と呼びます。
そして上抜けたり下抜けたりすることをブレイクすると言います。
(ダマシは除く)
では改めて先ほどのチャートを見て、どこにラインを引くか考えましょう。
明らかな正解というものはありませんが、私は以下のように引きます。
レジスタンスラインとサポートラインを引いて考える
水平線と言いました、見やすいように箱型の線にしました。
基準にしたのはボックス相場が始まる前の大陰線 陰の大引け坊主
つまりここに注目しました。
この大陰線が出現して以降ほとんどの値動きはこの範囲内で留まっていますね?
ローソク足2本で考えると
このように前日の範囲内でスッポリ収まっています。
これをはらみ線と言います。
陰線の後に陽線が出ている今回のような形を『陰の陽はらみ』といいます。
陰線→陽線に切り替わっているのでトレンド転換を示唆していますが、値動きが全て前日の範囲内で動いているため、その勢いはやや弱いと考えられます。
そのため、はらみ線の後ボックス相場を形成することもあります。
ちなみにこれをひとつの値動きに直すと
矢印のような値動きになります。
矢印を取り払うと
こうですね。
逆に
このように前日をまるごと包み込むようなローソク足の連続を
『包み線』と言います。
前日よりさらに大きな値動きで逆方向へ推移しています。
前日を否定するかのようの大きな値動きのため、はらみ線より強いトレンド転換を示唆することが多いです。
ではもう一度アンジェスを見ていきます。
矢印の大陰線以降ほぼ全てがハラミ足となっているのが分かります。
その後ボックス形成していますが、このボックス期間が長ければ長いほどブレイクした時の勢いが強いのです。
アンジェスまとめ
赤矢印の大陰線以降ハラミ足となり、その後ボックス相場となっている。
ハラミ足を根拠にボックス相場の
サポートラインを800前後
レジスタンスラインを940前後
と設定
ダマシは警戒するが、明確にこのラインを抜けたらブレイクと判断
と考えました。
オンコリス
次にオンコリスを見ていきましょう
先ほどのアンジェスと同様に見ていきましょう
中外製薬との提携などの材料が出て価格が落ち着いて以降のテクニカル分析ですが、
このようにラインを引きました。
大陰線のハラミと考えられます。
赤矢印の大陰線ですね。
あとの考え方はアンジェスと同様です。
まとめます!
オンコリスまとめ
赤矢印の大陰線以降ほぼ全てはらみ足となり、その後ボックス相場となっている。
はらみ足を根拠にボックス相場の
サポートラインを2700前後
レジスタンスラインを3400前後
と設定
ダマシは警戒するが、明確にこのラインを抜けたらブレイクと判断
と考えました。
おさらい
包み線・はらみ線は頻繁に出る指標ですが、
どの価格帯で出現したか
その時の出来高
など色々な要素で信頼性は変わってきます。
意識するところから始めましょう!
ボックス相場ではどこにラインを引くかが最重要で、それぞれ考え方はあると思いますが、
そこにラインを引いた根拠
があるといいですね。
また、その根拠が強いほど他の人も同様にそこをラインと考える可能性が高いので
ブレイクした時の勢いが強い可能性が高いです。
以上です。
今回はブレイクの基準などをかなり具体的に書きましたが、あくまで私の考えを書いたまでなので自己責任でお願いします!